中学受験をするお子さんは、6年生の夏以降に過去問に取り組む機会が増えていきます。
過去問を解く際は、市販されている過去問集などの解答用紙を使うことになりますよね。
しかし、市販されている過去問集の解答用紙は、実際の入試の解答用紙から縮小されていることが多いです。
私・川口は、解答用紙を実際の入試と同じ大きさになるように拡大してコピーすることを強くお勧めします。
とはいえ、一枚だけではなく何枚も、それも10回、20回とコピーすると、かなりの手間になりますよね。
「拡大しなくてもいいんじゃないか。」「面倒だからノートにやらせよう。」などと思ったことがある方も多いでしょう。
なぜ実寸大にコピーするのか、どのようにコピーするか、について述べていきます。
この記事の主な対象
- 「過去問の解答用紙をコピーするのが面倒だから、実寸大じゃなくてもいいかな?」という方
- 「過去問の解答用紙って、そのままのサイズでコピーすれば良いんじゃいの?」という方
- 「ノートに解くのも、コピーした解答用紙に解くのも同じじゃない?」という方
- 「6年生になったら過去問を解くけど、親はどう関わっていくんだろうか」という方
過去問の解答用紙は実寸大コピーしないとヤバい!
過去問の解答用紙は、過去問集の多くでは縮小されています。
記号問題や、文字数が指定されている問題では、実寸大でなくてもそこまで大きな問題はありません。
しかし、字数指定や行数指定のない記述問題では、実寸大コピーしないと困ることが起きます。
例えば、以下の様な解答欄があったとします。
拡大せずにコピーして、例えば「積極的に伝えること」と記入してみると、以下の様になります。
「ちょうど収まって良かった」という気がしますね。
では、実寸大にコピーすると、どうなるでしょうか。
拡大コピーした解答欄に、先ほどの 「積極的に伝えること」 を合わせてみます。
文字の大きさを変えないと、 スカスカになってしまいます。
スカスカということは、答案が短すぎるということです。
実寸大にコピーしないと、どの程度の長さの解答が予定されているかが分かりまません。
記述問題だけでなく、算数で途中式を書く問題でも、実寸大コピーをしないとどの程度書けるかが分かりません。
もちろん、解答用紙をコピーするのは手間はかかるので、面倒だという気持ちも分かります。
しかし、実寸大コピーをしないと、過去問演習の効果が小さくなってしまいます。
過去問の解答用紙は、実寸大でコピーすることを強くお勧めします。
過去問の解答用紙をどのようにコピーするか
過去問の解答用紙をコピーする方法としては、プリンター・複合機を利用する方法があります。
解答用紙のコピーは、もちろんコンビニなどでもすることは可能ではあります。
しかし、解答用紙をコピーするたびにコンビニに行くのは、かなりの手間になりますよね。
1枚をコピーするだけなら大した手間ではないですが、一度に何枚もコピーすることもありますからね。
人によっては、過去問を併願校も含めて数十回解くこともあるので、受験までには大きな手間が積み重なることになります。
さらに、繰り返し解く場合は、問題用紙をコピーすることもあるでしょうし、解答用紙のコピーの回数も増えます。
プリンター・複合機を一台持っておくと、ご自宅で好きな時にいつでも印刷できるので、かなり楽になります。
また、わざわざ過去問集を裁断などしなくても、四谷大塚の過去問データベースからの印刷ならスムーズにできます。
入試までの期間だけのためにプリンター・複合機を購入するのは勿体ないと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、プリンター・複合機は、もちろん中学入学後も役立てる機会があるでしょう。
また、早めに購入すれば、例えば小5の時点でもテキストのコピーなどに活用することもできます。
働いている保護者の方が、仕事の行き返りにコンビニなどでコピーする手間がなくなれば、ストレスもかなり減るでしょう。
お仕事で忙しくて夜遅く帰宅して、朝はお弁当を作るという、バタバタした生活をしている方には特にプリンター・複合機をお勧めします。
プリンター・複合機のおかげで空いた時間で、お茶でも飲んでゆっくりしましょう。
プリンター・複合機には、いくつかのサイズがありますが、A3サイズのプリンター・複合機が理想的です。
A3サイズであれば、大抵の解答用紙は実寸大でコピーすることができます。
しかし、A3サイズのプリンター・複合機はとても大きいですし、価格も比較的高いです。
価格と置く場所などの問題を考慮すれば、A4サイズのプリンター・複合機を利用するのも一つの方法でしょう。
大きさはコンパクトですし、価格も安めですからね。
ところが、A4サイズのプリンター・複合機だと、解答用紙を実寸大でコピーするのは難しいです。
A4の用紙2枚に分割して印刷することや、コンビニなどでのコピーと併用する方法など、工夫をすることが必要になりますね。
プリンター・複合機は、ブラザーの製品がおすすめです。
ブラザーは、元々FAXなどを製造していたので、黒インクの印刷がきれいにできます。
過去問の解答用紙は基本的に白黒ですから、黒インクがきれいなブラザーが最適です。
また、ブラザーでは、FAXの機能も付いている複合機も充実しています。
私も、大学生の頃からブラザーの複合機を愛用しています。
プリンター・複合機をどのように買うかを迷われる方もいらっしゃるでしょう。
インターネットで買うと探すのも楽ですし、運ぶ手間もないので便利です。
プリンター・複合機は、重いですし、かさばりますからね。
価格も、店頭で買うよりお得なことも多いです。
ブラザーのプリンター・複合機といっても、種類がいくつもあります。
選び方が難しいという方もいらっしゃるでしょうから、いくつか取り上げます。
まずは、A3サイズのものです。こちらは、FAX機能も付いて価格は約3万円です。
A4サイズであれば、FAX機能がない製品が、約1.5万円です。
まとめ
過去問の解答用紙は、実寸大でコピーすることを強くお勧めします。
解答欄にどの程度の量を書けばよいかを把握するためです。
しかし、コピーをするたびに、何度も何度もコンビニやスーパーに行くことになると、大きな手間がかかります。
一家に一台、プリンター・複合機を所有しておくのがおすすめです。
プリンター・複合機を買う場合は、特にブラザー製品がおすすめです。
黒インクがきれいに印刷できるからです。
インターネットで買うと、便利に、お得に買うことができます。
是非検討してみてはいかがでしょうか。
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また、私は家庭教師をしております。
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