中学受験が終わってから入学式まで、2ヶ月程度の期間がある人が多いでしょう。
受験勉強を頑張ってきて疲れているでしょうから、まずは少し休むことも大切です。
入試までの受験勉強の期間は、我慢してきたことも多いかもしれません。
好きなことをするのに時間を使うのも良いことですね。
しかし、せっかく勉強を頑張ってきたのですから、中学生の勉強に繋げたいものです。
プレッシャーから解放された状態で、様々な勉強をすることができます。
中学受験における勉強と、中学生以降の勉強で、最も大きく異なるのは英語でしょう。
中学受験では、英語の試験がないことが多いですが、中学生にとっては英語は重要な科目になります。
入学前に英語を勉強しておくことが最重要ともいえます。
入学前に英語を勉強する場合には、何をどうやって勉強すればよいか悩む方もいらっしゃるでしょう。
入学前には、フォニックスを学習することを強くお勧めします。
フォニックスとは、英語における発音のルールです。
なぜ入学前にフォニックスを学習することが重要なのかを述べていきます。
フォニックスをどのように学習する方法も、私・川口の体験談も含めて述べていきます。
この記事の主な対象
- 「中学受験が終わったら何をしたらいいのか分からない…」という方
- 「中学に入ってからの英語が不安」という方
- 「英語の発音を身に付けるのが良さそうだけど、どうやって勉強すればいいのかな」という方
フォニックスが重要な理由
英語を本格的に勉強するより前に、フォニックスを勉強することが望ましいと考えています。
フォニックスが身に付いていない状態では、カタカナ英語になってしまいます。
私は中学生も多く教えてきましたが、語呂合わせで英単語を覚える子もいます。
単語の意味と発音を別々に覚えたり、教科書にフリガナを振って読んだりする子もいます。
このような勉強法では、言語ではなくて暗号の勉強になってしまいます。
暗号を勉強するのは、難しい作業です。
難しいだけでなく、丸暗記の連続で勉強が楽しくないです。
英語は難しくて楽しくないという印象で、英語の勉強がどんどん嫌いになっていくかもしれません。
暗号ではなくて、英語を言語として勉強するには、発音を少しでも勉強しておくことが重要です。
英語が苦手な人は、初めて見た英単語を発音できないことが多いです。
文字の情報と発音の情報を別々に覚える勉強をしているからです。
初めて見た英単語については、発音を覚えていないから発音できないということです。
英語が得意な人であれば、初めて見た英単語であっても、ほぼ正確に発音できます。
文字の情報と発音の情報を別々に覚えるのではなく、発音のルールを適用しているからです。
発音を勉強する際には、ルールを身に付けることが望ましいです。
発音におけるルール、それが「フォニックス」です。
最初にフォニックスを勉強することで、暗号ではなく言語の勉強をすることができます。
最初にフォニックスを勉強することが重要なのですが、一般的には学校の授業でフォニックスを教えてくれません。
中学生になって英語の授業が始まると、自分で暗号の勉強にしてしまうリスクがあります。
授業が進むたびに、どんどん暗号が刷り込まれてしまい、後戻りは難しくなります。
授業は止まってくれませんから、入学前に勉強しておきたいものです。
フォニックスをどう勉強するか
フォニックスを入学前に勉強する場合に、どのように勉強するのが良いでしょうか。
発音の勉強は、勉強法が難しいと考える方もいらっしゃるでしょう。
私がお勧めするのは、以下の方法です。
順に説明していきます 。
ユリウスの講座でフォニックス
ユリウスの講座とは、「英語入門春期集中コース」のことです。
私が中学受験を終えた後も、ユリウスの講座を受講しました。
ユリウスの講座は、基本的に日能研の教室で行われます。
日能研生にとっては、プレッシャーから解放された状態で仲間と勉強できるので、同窓会のような雰囲気もあります。
私は帰国子女で発音はできたのですが、「サイレントe」などは目から鱗でした。
無意識に発音していましたが、「言われてみれば確かにeは発音しないな」と感動しました。
他にも、rice cake(餅)や、rice cookie(せんべい)なども面白かったのを記憶しています。
市販教材でフォニックス
ユリウスの講座はお勧めできますが、通学講座ですので、日程はもちろん限られてしまいます。
また、同窓会のような雰囲気があるからこそ、日能研に通っていない子にはハードルが高いかもしれません。
ユリウスの講座以外にも、手軽にできる方法をお伝えします。
フォニックスについても、市販の教材で勉強することができます。
発音を学習する教材なので、音声付きの教材を使うことが効果的でしょう。
こちらの教材であれば、CD付きなので、効果的に勉強することができます。
他にもAmazonで「フォニックス」と検索すると、様々な教材があるので、探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
中学受験が終わったら、英語を勉強することをお勧めします。
英語の中でも、発音のルールであるフォニックスを勉強することを強くお勧めします。
発音のルールを勉強しないと、言語の勉強ではなくて暗号の勉強になってしまうからです。
中学の授業が始まってしまうと、フォニックスを勉強する時間が取りにくいので、入学前にしておきましょう。
フォニックスを勉強するには、ユリウスの講座がおすすめです。
日能研の教室で行われますし、一緒に勉強してきた仲間と楽しい雰囲気で勉強できると思います。
しかし、ユリウスの講座は利用しにくい方もいらっしゃるでしょう。
市販の教材を使って勉強することもできますが、発音の勉強なのでCD付きの教材などを使いましょう。
中学受験の頑張りを、その後に繋げるためにも、入学前の期間を有意義に使っていきましょう。
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