「くしろ湿原ノロッコ号」という列車は、北海道で運行されているトロッコ列車です。
沿線で中学受験に役立つポイントの多い列車です。
また、列車そのものも楽しめます。
私・川口は、総合旅行業務取扱管理者という国家資格を持っていますし、旅行会社で働いた経験もあります。
中学受験に役立つという観点からも、「くしろ湿原ノロッコ号」はお勧めできる列車です。
もちろん私も何度か乗車した経験があります。
くしろ湿原ノロッコ号について、車中の見どころ、沿線の観光をまとめていきます。
予約方法や釧路へのアクセス情報も載せてありますので、是非最後までご覧いただき、旅の参考にしていただければ幸いです。
車中の見どころ
くしろ湿原ノロッコ号は、釧路駅と塘路駅の間を運行します。
根釧台地を通るルートなので、中学受験にも役立ちます。
くしろ湿原ノロッコ号の見どころとして、大きく二つのポイントがあります。
- トロッコ列車
- 釧路湿原
順番に述べていきます。
トロッコ列車
くしろ湿原ノロッコ号は、トロッコ列車です。
トロッコ列車とは、窓のない列車です。
天気が良ければ、風を感じながら爽やかな気分で乗車することができます。
また、景色も直接肉眼で楽しむことができます。
窓がないだけではありません。
くしろ湿原ノロッコ号は、車窓を楽しめるように、見どころでは減速または停止します。
また、車内アナウンスでのガイドも実施されるので、楽しみやすいです。
ノロノロとゆっくり走るトロッコ列車ということで、「ノロッコ」という名前になっています。
釧路湿原・野生動物
くしろ湿原ノロッコ号は、その名の通り、釧路湿原を縦断します。
釧路湿原は、中学受験においても重要な知識です。
ラムサール条約に登録されている、日本最大の湿地ですね。
釧路湿原を、実際に景色や風を感じながら楽しむことができます。
釧路湿原には、釧路川も流れていますし、岩保木水門という水門も車窓から見ることもできます。
さらに、北海道ならではの野生動物もいます。
運が良ければ、タンチョウも見ることができるかもしれません。
私も運良く車窓からタンチョウを見た経験があります。
沿線の観光など
くしろ湿原ノロッコ号の魅力は、車中の見どころだけではありません。
沿線にも多くの観光スポットがあります。
中学受験に役立つものを中心に述べていきます。
釧路港
釧路には、中学受験においても重要な漁港である釧路港があります。
釧路駅から15分から20分ほど歩くと、フィッシャーマンズワーフMOOという観光施設もあります。
釧路港で取れた新鮮な魚を楽しむのお勧めです。
ちなみに夕日も美しいですよ。
釧路の夕日は、世界三大夕日とも言われています。
釧路湿原・細岡展望台
釧路湿原は、車窓から楽しむこともできますが、もちろん他の場所で楽しむこともできます。
特に、細岡展望台は雄大な景色が楽しめます。
しかも、くしろ湿原ノロッコ号でのアクセスが比較的しやすいです。
細岡展望台は、釧路湿原駅から徒歩15分ほどです。
摩周湖・阿寒湖・屈斜路湖
道東三湖と言われる有名な湖あります。
中学受験においても、出題されることが多い湖です。
沿線ではありませんが、くしろ湿原ノロッコ号からも、さほど遠くない場所にあります。
摩周湖は、日本で最も透明度が高い湖です。
世界でも二番目に透明度の高い湖です。
実際に目の前に行ってみると、とても美しい景色が広がります。
摩周湖の展望台は、摩周駅からバスで30分ほどです。
摩周駅までは、くしろ湿原ノロッコ号の終点である塘路駅から45分ほどです。
阿寒湖は、特別天然記念物であるマリモで有名な湖です。
アクセスはしにくく、釧路駅からバスで2時間ほどです。
また、たんちょう釧路空港からは直行バスで1時間10分ほどです。
屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖です。
しかし、屈斜路湖も、アクセスのしにくい湖です。
以上のように、道東三湖は、ややアクセスがしにくいです。
ところが、阿寒バスの定期観光バスも運行されています。
定期観光バスであれば、一日ですべての湖を見ることできるので、とても便利です。
フィッシャーマンズワーフMOOで乗車・下車することもできます。
たんちょう釧路空港で下車し、そのまま帰路に就くこともできます。
参考:http://www.akanbus.co.jp/sightse/
知床
沿線ということから、少し外れてしまいます。
しかし、せっかくなので知床も行きたいですね。
知床は、世界自然遺産の一つです。
世界自然遺産は、日本には四つしかありません。
白神山地、知床、屋久島、小笠原諸島の四つは、中学受験においても、覚えておきたいです。
知床まで足を伸ばすと、貴重な大自然を満喫できますよ。
ちなみに、白神山地を訪れる際は、リゾートしらかみ号をお勧めします。
知床への玄関口は、知床斜里駅です。
くしろ湿原ノロッコ号の終点である塘路駅から、知床斜里駅まで、2時間ほどかかります。
そして、知床は、知床斜里駅からバスで1時間程度はかかります。
知床は、とても広いので、できれば知床で一泊はしたいですね。
知床斜里駅から、斜里バスの定期観光バスを利用するのも便利ですよ。
参考:http://www.sharibus.co.jp
予約方法/釧路駅へのアクセス
くしろ湿原ノロッコ号の予約方法
くしろ湿原ノロッコ号には、自由席もあります。
しかし、確実に乗車するためには、指定席を確保することをお勧めします。
指定席券は、1か月前の同日(同日がない場合は1日)の午前10時に発売開始されます。
例えば、5月30日に乗車する場合は4月30日の午前10時、5月31日に乗車する場合は5月1日の午前10時に発売開始されます。
指定席券は、みどりの窓口や「えきねっと」などで購入することができます。
釧路駅へのアクセス
特に利便性の高そうな3つの空港を紹介します。
たんちょう釧路空港
たんちょう釧路空港は、釧路駅へのアクセスには一番便利です。
釧路駅までは、バスで45分ほどです。
たんちょう釧路空港は、東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、札幌(新千歳・丘珠)、名古屋(中部)からの便があります。
根室中標津空港
ややアクセスは不便ですが、根室中標津空港は、摩周湖や屈斜路湖には比較的近い空港です。
レンタカーでしたら、根室中標津空港から摩周湖まで1時間30分ほどで到着できます。
根室中標津空港は、東京(羽田)、札幌(新千歳・丘珠)からの便があります。
女満別空港
女満別空港は、知床へのアクセスに便利な空港です。
女満別空港から、直行バスで知床斜里駅まで1時間20分ほど、知床まで2時間ほどです。
女満別空港は、東京(羽田)、名古屋(中部)、札幌(新千歳・丘珠)、大阪(伊丹・関西)からの便があります。
まとめ
くしろ湿原ノロッコ号は、中学受験生にお勧めできる列車です。
トロッコ列車だからこそ、車中を楽しむことができます。
また、釧路湿原や、道東三湖など、中学受験において重要な知識を体感することができます。
テキストで学ぶよりも、実際に目で見て体験すると、効果が大きいでしょう。
北海道はとても広いので、スケジュールを立てるのが難しい面もあります。
往復で異なる空港を利用することや、定期観光バスを利用することなどの方法があります。
1泊2日や2泊3日であっても、効率的に北海道の様々な魅力を楽しむことができます。
ぜひくしろ湿原ノロッコ号を利用してみてはいかがでしょうか。
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