「計算ミスが多くて心配」「うちの子、数字に弱いのかも?」
…そんなふうに感じたことはありませんか?
暗算力は、将来にわたって役立つ大切な基礎力のひとつです。
暗算には、大きく分けて「そろばん式暗算」とそれ以外の暗算(「非そろばん式暗算」ということにします))があります。
この記事では、まず「そろばん式」と「非そろばん式」という2つの学びのスタイルを紹介します。そのうえで、狛江市で受けられる暗算学習の選択肢を整理しながら、あなたのお子さまに合った方法を見つけるお手伝いをします。
この記事の主な対象(セリフ形式)
- 「まだ低学年だけど、今のうちに計算力を伸ばしたい」という方
- 「暗算が苦手そうで、どんな学び方が合うか知りたい」という方
- 「そろばんやタブレット学習…いろいろあって迷っている」という方
暗算とは?そろばん式と非そろばん式の違い

「暗算」と聞くと、頭の中で筆算をするようなやり方をイメージする方もいれば、記憶してした計算結果を組み合わせて瞬時に答えるスタイルを想像される方もいます。
ところが、頭の中で「珠(たま)」を動かすことをイメージする暗算の方法もあります。
実は暗算には、大きく分けて次の2つのスタイルがあります:
- そろばん式暗算:頭の中にそろばんを思い浮かべ、珠を動かして計算する方法。
- 非そろばん式暗算:頭の中で筆算をイメージすることや計算結果の暗記などを通じて、数値処理力を鍛える方法。
どちらを選ぶ?2つのスタイルの比較

実際に暗算力をつけていこうと考える場合、「そろばん式暗算」と「非そろばん式暗算」のどちらかを選択することになります。
暗算の方法が全く異なるので、2つを並行して学習することは現実的ではありません。
そこで、どちらを選択するかの参考として、それぞれの特徴を整理しました。
特徴 | そろばん式暗算 | 非そろばん式暗算 |
スピード感 | ◎(極めれば非常に速い) | ○(反復により一定の速度は出る) |
習得までの期間 | △(ある程度の時間が必要) | ○(比較的早く慣れる) |
視覚的なイメージ | ◎(珠の動きが視覚化される) | △(頭の中だけで処理することが多い) |
どちらが良い・悪いというものでもなく、それぞれに特徴があります。
もちろん、実際には個人差があります。例えば、そろばん式暗算を学習していても、スピードがそんなに上がらないケースもあります。
選ぶのが簡単ではないので、「そろばん式暗算」と「非そろばん式暗算」の中から、向いている方を選びたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には学習法の向き・不向きは、学び方の工夫や指導法によって大きく変わります。
たとえば、「イメージ力が弱いからそろばん式暗算が合わない」とは限らず、そろばん式暗算を学ぶことでイメージ力が育つ場合もあります。
反復が苦手だった子が、楽しい教材に出会ったことで自然に毎日取り組めるようになることもあります。
つまり、「この子にはこれが向いている」と決めつけることはできません。
2つの方法から選ぶ際には、まず実際に試してみることが一番確実な方法です。
多くの教室や教材には無料体験や資料請求の制度があります。
興味を持てるか、続けられそうか、本人がどう感じるか。それを見てから判断しても遅くはありません。
【そろばん式暗算】で学ぶなら

そろばん式暗算を学ぶ場合、主に「そろばん教室」と「そろタッチ」という選択肢があります。
そろばん教室とは?
- 実際のそろばんを使って、そろばん上で計算する「珠算」と、頭の中でイメージして計算する「暗算」を並行して学びます。
- 一般的には、珠算がある程度身についてから、暗算の学習を始めます。
- 検定やオフラインの地域大会に参加する機会があり、勝ち進めば全国大会や世界大会もあります。
- 基本は通塾型で、先生が手元を見て直接指導します。
そろタッチとは?
- iPadなどのタブレットを使って「そろばん式暗算」を学ぶ教材で、実際のそろばんは一切使いません。
- 初心者のうちから暗算の学習を始めます。
- ゲーム的な要素で楽しみながら進められ、教室への通学・オンラインでの授業参加に加え、アプリだけの利用など学び方も多様。
- 一部の検定にも参加しており、「そろフェス」というオフラインでの世界大会もあり。
川口の立場から一言
私はそろタッチ和泉多摩川校の教室長をしていますが、私自身は子どもの頃はそろばん教室に通っていました。
どちらも良さがあると考えていますので、お子様やご家庭の状況に応じて選ぶことをお勧めします。
【非そろばん式暗算】で学ぶなら

非そろばん式暗算にはさまざまな学び方がありますが、その中でも代表的なものを紹介します。
学習塾・個別指導教室
- 教材はプリントやテキスト、タブレットなど多様です。
- 反復練習を重視する教室もあれば、計算の意味や考え方の理解に重点を置く教室もあり、スタイルはさまざまです。
- 1対1や1対2の個別指導形式では、生徒の理解度や目標に応じて、内容や進度が柔軟に調整される場合もあります。
家庭教師
- 原則としてマンツーマンで指導を行い、お子さまの状況に合わせて、計算の仕組みや理解度に応じた対応が可能です。
通信教材・市販の問題集
- ご家庭で取り組むスタイルですので、教材の選び方やご家庭での学習管理が重要となります。
- 比較的自由度が高いですが、自主性が求められます。
非そろばん式暗算の学び方も多様ですので、お子さまの性格や学習環境、保護者の関わり方に応じて適した方法を選ぶとよいでしょう。
狛江市で選べる学びの具体例

狛江市には暗算を学ぶための様々な場所があります。
- そろばん教室
- そろタッチ和泉多摩川校
- 学研教室(和泉多摩川駅前教室(リンク)など)
- 家庭教師
- 個別指導(オンライン含む)
- その他の学習塾
💡どれが正解というわけではありません。
それぞれに良さがあり、お子さまの性格や家庭の方針によって適した学び方は変わります。
気になる選択肢があれば、まずは体験してみるのもおすすめです。
まとめ

暗算は、将来にわたって役立つ「数のセンス」を育てる大切な力です。
ただし、暗算にはスタイルの違いがあり、「そろばん式暗算」「非そろばん式暗算」のどちらを選ぶかによって、学び方も異なります。
狛江市には、いろいろな暗算の学びがそろっています。
「どれが正解」というものでもないので、大切なのは、お子さまに合った方法を見つけて、継続できる環境を整えることです。
まずは体験や見学からはじめてみてはいかがでしょうか。
📌 そろタッチや家庭教師に興味がある方は、以下のリンクから詳細をご覧いただけます。
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