中学受験を目指して家庭教師をつける場合、いつからにするか迷われる方も多いでしょう。
私・川口は家庭教師として様々な時期からの開始を経験した結果、「なるべく早く」が理想的だと考えています。
しかし、現実的には受験まで何年も家庭教師を続けるのは難しい場合もあるでしょう。
そこで、「なるべく早く」と考える理由に加えて、何年も続けるのが難しい場合の方法も含めて説明していきます。
この記事の主な対象者
- 家庭教師をいつからつけるか迷われている方
- そもそも家庭教師を利用するか迷われている方
家庭教師をつけるなら、いつから?
まず、私・川口がこれまで家庭教師として経験したことを述べます。
3年生から、4年生から、5年生から、6年生から、いずれも経験しています。
さらに細分化すると、6年生の春から、夏から、秋から、冬から、いずれも経験しています。
内訳は以下のようになっています。
- 6年生:約40%
- 5年生:約30%
- 4年生:約20%
- 3年生:約10%
家庭教師を始めるタイミングは、学年が上がるほど多く、学年が下がるほど少なくなっています。
始めるタイミングによって、家庭教師の役割が少し異なります。
3年生・4年生で始める場合
3年生・4年生というのは、中学受験に向けた勉強を本格的に始める時期です。
まだ受験に向けた勉強に慣れていない時期ともいえます。
塾に通っている場合は、塾の授業に合わせて勉強のペースを作らないといけません。
その習慣を作っていくのを手伝うのが、家庭教師の役目になります。
勉強を進めるうえでは、自分で課題を発見する力と、その課題を解決する力を身に付けていくことが理想だと考えています。
しかし、身に付けるのは簡単ではありませんし、身に付けるには時間もかかります。
3年生・4年生であれば、自分で課題を発見することは難しいことが多いです。
家庭教師が宿題を出すことで課題発見をサポートし、徐々に 課題発見力と課題解決力 を養うことができます。
3年生・4年生から始めるメリットとして、オリジナルの解き方や書き方というような「変なクセはない可能性が高い」ということもあります。
6年生から指導をすると、変なクセがついている場合があります。
変なクセがついてしまっていると、まずはそのクセを取り除くことに時間を使うことになります。
しかし、クセのない状態からですと、少しずつ武器を身に付けていきやすいです。
そして、3年生・4年生であれば、塾のスケジュールもまだ楽です。
精神的にも余裕をもって進めることができると思います。
目先のテストなどに追われず、じっくりと武器を身に付けていきやすいです。
6年生で始める場合
6年生で家庭教師を始める場合は、多くの場合は、既に勉強の習慣はある程度できています。
この時期は、主に中学受験に向けて仕上げていく時期です。
それまで勉強していれば、弱点などもある程度はっきりしていると思います。
弱点をピンポイントで補っていくことは家庭教師の役目の一つです。
もちろん、その前提として弱点の分析などもすることになります。
また、6年生になると過去問に取り組みます。
過去問の復習をする際に、どの問題を、どの程度、どのように復習するかという判断は難しいです。
ですから、過去問の復習を家庭教師とともに行うのも効果的な方法です。
さらに、過去問の点数などを踏まえて、得点戦略を練る必要があります。
どの問題でどの程度得点していくか、ということです。
そして、それを普段の勉強に反映させ、勉強時間の配分などを家庭教師と一緒に考えることになります。
加えて、6年生になると、精神的に様々な悩みを抱える小学生もいます。
受験勉強を数年間していると、親子間で対立することも多いです。
成績も気になりますし、徐々にストレスが蓄積されていきます。
精神面のケアをするというのも、家庭教師の役割の一つです。
では、いつから始めるべき?
以上で述べたように、3年生・4年生で始める場合と、6年生で始める場合は、少し家庭教師の役割が異なります。
どちらの役割も重要です。
できることなら、3年生・4年生から始めて、6年生までずっと家庭教師をつけるのが理想的かもしれません。
ですから、家庭教師を始めるなら、「なるべく早く」、これが結論になります。
とはいえ、家庭教師を数年間継続すると、経済的な問題が出てくるかもしれません。
家庭教師は、決して安いサービスではありません。
経済的には、半年間や一年間に留めたいという方もいらっしゃるでしょう。
まず、「家庭教師は一年間まで」という場合は、小4と小6で半年ずつというのは有効だと考えます。
小4の春から夏にかけて勉強のペースをつかみ、小6の秋以降に過去問対策などを行うということです。
しかし、現実にはこの方法だと家庭教師を見つけるのが難しくなるかもしれません。
特に小6の秋以降は、家庭教師がなかなか見つからないというのはよく聞きます。
小4または小6、いずれかの一年間にするというのも一つの方法でしょう。
次に、「家庭教師は半年間まで」という場合は 、小4の半年または小6の半年ということになります。
この場合は、小4の半年を選ぶ方が良いと考えます。
最初に勉強の習慣を身に付けておくと楽だからです。
しかし、過去問対策を重視されるなら、小6だけというのも効果的です。
ただし、家庭教師を見つけるのが難しいという問題はあるかもしれません。
いずれにせよ、家庭教師であれば、まずは家庭教師の一括資料請求をすると手軽に資料が出に入ります。
まとめ
家庭教師をつけるなら、「なるべく早く」をお勧めします。
早いうちに勉強の習慣を身に付けておくと楽だからです。
なるべく早く家庭教師をつけて、受験まで一緒に勉強するという方法もあります。
しかし、数年間ずっと家庭教師をつけると、かなりの費用がかかります。
経済的に難しい場合も多いでしょう。
その場合は、小4だけという方法や、小6だけにするという方法があります。
個人的には、小4だけにする方が、より効果的だと思います。
いずれにしても、家庭教師を探すが難しい場合もあります。
まずは家庭教師の一括資料請求をすると手軽に資料が出に入ります。
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